こんにちは。ぱぴーるーるです。
いつかのインタビューで、米津さんは、
”自分には決まったスタイルがない”
というようなことを言っておりました。
でも、最近の米津さんの曲には、いわゆる不協和音以外の、共通した個性を感じられます。
(前回の記事はこちら。前回から読むと、流れがつかめます。)
米津さんはあえて自分の行き先を決めずに、
楽しいと思うものを貪欲に学んできたのだろうと思います。
なのに。
視野が広がっても消えない個性が確かにあるのです。
それはLADYだけじゃなく、M七八にも、KICK BACKにもある個性。
すごいことだと思います。
以上のことから、私は次の仮説を立てました。
多方面に及ぶ知識を吸収していく中でなお、独自のスタイルは表出してしまうのかもしれない。
その人の個性は色褪せない。
逆に言えば、自分らしさがなくなるとか悩む必要はない。
どんどんスタイルを変えて行っても、
自分が価値を置くものは自然と表現されてしまうということです。